存仁堂 小双喜 蓋碗セット
小双喜
蓋碗
サイズ:80cc
※個数限定販売※画像と実際の商品が一部違う場合がございます。
存仁堂小双喜蓋碗セット(80cc)
台湾で非常に人気のある存仁堂の蓋碗セット (80cc) 「小双喜」
蓋碗セット「小双喜」
蓋碗セット「喜事來」の姉妹版であるこの「小双喜」は、漆、磁器、ガラス、という多様な材料の組合せでつくられた特殊な作品です。美しいガラスのつまみは、獅子がかたどられています。蓋碗には、小さな茶杯が2個付属していて、2個の茶杯は、蓋碗の中に収められるようにデザインされています。茶杯を内側に収めた蓋碗は、柿をイメージした布袋で包まれており、「事事如意」(すべてが順調に思い通りにいく)・「喜事連連」(喜ばしいことが連なる)というおめでたい意味があります。ちなみに、中国語で、「獅」「四」「柿」「事」はすべてほぼ同じ発音です。
陶芸家、李存仁・汪弘玉夫妻とその工房「存仁堂」
存仁堂とは、現代陶磁器作家、李存仁氏がその夫人でありまた陶芸家でもある汪弘玉夫人の陶芸工房で、台湾を代表する陶芸の町、鶯歌にあります。李存仁・汪弘玉夫妻は、国内外でさまざまな賞を受賞している、台湾で非常に人気のある陶磁器作家です。夫妻の作品の特徴は、磁器とガラスを融合させた茶器。磁器の透明感にこだわり、透明感をつくりだすことに挑戦した末に、磁器とガラスを融合させることにたどりついたといいます。
台湾を代表する陶芸の町「鶯歌」
台湾北部の台北縣に位置する陶芸の町、鶯歌鎮は、台湾を代表する陶磁器の産地で、「陶磁器の都」や「台湾の景徳鎮」と呼ばれています。その歴史は200年余り。1805年、福建省から移住してきた陶器職人呉鞍が、鶯歌の土質が陶磁器に適していることを発見し、陶磁器業を始めたことで始まったといわれています。実用的な陶磁器の生産とともに、1980年代中頃からは、多くの陶芸家がここに移り住み、芸術作品としての陶磁器の生産も盛んになっています。
爽やかで美しい存仁堂の茶器
薄く透明感のある磁器にと水晶を想わせるガラスで作られた茶器は、ほんとうに爽やかで美しい。「高山茶の水色や香り・味わいをさらに楽しめる茶器をつくりたい」という夫妻の想いを感じることのできる茶器です。
略歴
1982年 「存仁堂」設立
1993年 中国福建省「徳化」国際陶磁器フェスティバル大展-等奨
1996年 台北縣を代表してアメリカのオハイオ州シンシナティ展覧会に出展。
作品がシンシナティ芸術博物館に収蔵される栄誉を受ける
1997年 台北縣を代表してアメリカ、ドイツ、カナダで出展
2000年 手工業生活評選展最優獎
2003年 良品美器2003陶磁器産品年度評鑑陶最造型奨
2004年 国家工藝奨入選